About

Owner 田原 順子 ~ 略 歴 ~
1973 結婚(当時 私19歳 夫20歳)
1975 長男 照淳 誕生
1978 5月 蘭館 開業(夫と二人で)
1979 自家焙煎をはじめ珈琲専門店をめざす
(国産フジローヤル3kg購入)
1988
6月
10周年記念 たくさんのお客様から祝福される
9月 夫 永眠
10月 店を再開

 まるで自分の家にいるような安心感


壁紙の張り替え以外、開店当時の雰囲気を何も変えていません。 木の温もりとお店に宿る香りで、お客様の気持ちが和むような暖かい空間になっております。 古くても清潔にしていれば、まるで自分の家にいるような安心感でくつろいで頂ける、そういうものが大事だと思っています。

 カップも中身に合わせて洋服を着せてあげたい。


「香りが生命のコーヒーなら鼻がカップの内側に入る口広のデザインで...」
「コクで飲むなら底を深くして色を濃く見せたり...」
「色が美しく味も酸味のかるいコーヒーなら、底の浅いカップで色を楽しんで頂く...」
コーヒーの色・香・味を大切にするならカップも大切です。
Master 田原 照淳 ~ 略 歴 ~
1975 太宰府に生まれる いて座・うさぎ年
1997 博多駅のデパートに勤務(4年半)
サービスの根本を学ぶ
2002 喫茶店を営む母に師事
2005 九州初 SCAA認定のカッピングジャッジ取得
2006 CQI認定 Qグレーダー取得
2009 現在に至る
JCS会員(日本珈琲文化学会)
SCAJ会員(日本スペシャルティ珈琲協会)

 スペシャルティ珈琲をご存じですか。

日本が主に輸入している珈琲生豆の多くは商業ベースの大量生産品質の珈琲豆です。 北米や欧米諸国が積極的に仕入れている「最高品質の珈琲生豆」は少量生産の貴重品です。 このような、「宝石のような珈琲生豆」をスペシャルティコーヒーと呼びます。 私達もこの貴重な珈琲生豆を農園から直輸入する事で、手に入るようになってきました。

 世界のトップクラスの珈琲豆を産地直輸入!!


扱う豆の種類は良質な品種だけを選ぶため季節によって変わります。(コンディションのいい生豆が入荷するまで特定の種類のコーヒーが飲めないこともあります。)

 ドイツ・プロバット焙煎機で焙煎!


ワインと同様、コーヒーにはそれぞれ土地から染み込んだテロワール(地味)独特の味とアロマがあります。その味を焙煎によって引き出せたらコーヒーには何も加えることはないと思います。

 焙煎の魅力をすべての方へ


これだけ市民権を得た飲み物に対しては、すべてを見て珈琲の魅力を知っていただきたい。焙煎技術を競うロースターズギルド等に参加していきながら、世界的な視野に立って、興味のあるお客様にも事細かにご説明していきたいと考えております。

 これからの当館の取り組み

今までのコーヒー生豆は「美味しさ」だけではなく「粒の大きさや欠点豆の少なさ」が重要でした。 私は、実際に味わって「美味しい」と思う珈琲生豆を焙煎し、提供したいと考えていました。 現在ではスペシャルティコーヒー生豆の産地直輸入に真剣に取り組んでいます。 香りと甘みが引き立つのは最高品質の珈琲生豆とドイツ製の焙煎機を使用しているからです。 長年の焙煎技術を活かし、独自のテイストを提供していきたいと思っております。